ジャケット 対応機種 ドリームキャスト
タイトル ストリートファイターZERO3 サイキョー流道場
メーカー カプコン
価格 \5,800
発売日 1999年07月08日
購入動機
シリーズ通してプレイしている「ストリートファイター」のシリーズ。それが移植ものであっても納得の行く出来栄えであったという事もあって、今回の移植は楽しみにしていました。「ZERO3」自体を業務用でもプレイした事が無かっただけに、「購入して是非ともプレイしたい」という気持ちがあり、今回の購入となりました。
プレイ所感
 業務用を知らない自分にとって、見るもの全てが新鮮であるという事を差し引いても、至るところに拘りを感じられるその出来には大満足です。それが、初めてプレイした時の感想です。そのくらいに、良く出来たソフトであると感じました。勿論、ドリームキャストというハードの力もあるとは思いますが、この作り込みはハードの性能があっても作り手の愛情や拘りが無ければ無理だと思います。

 最初から使えるキャラクターは、総勢28名。それぞれに特徴があり、個人的に好きなキャラクターも居るのですが、それらがストレス無く楽しんでプレイ出来るというのは意外と難しいと思います。しかし、この「ZERO3」は対戦中の楽しさは勿論、グラフィックやBGM、細かな演出等、プレイヤーへの細かな配慮がなされているシステムも手伝って、非常に爽快です。 CPUが強すぎるという事も無く、1人で遊ぶ為のオリジナルモードも充実しており、中でもドリームキャストの通信機能を使用した「段位認定戦」はなかなか面白い試みだと思います。その他にも3人同時プレイで楽しむ「VS.ドラマチックバトル」のモードも、「マーヴル VS.カプコン」の「ファイトフィーバーモード」の様な滅茶苦茶な展開が楽しめる、実に豪快(?)なモードで、プレイヤーを楽しませてくれます。

 シリーズを重ねているシリーズではありますが、基本となる面白さは変わらずに、追加要素も楽しめる様な作りは毎回好感が持てます。対戦の基本となる「駆け引き」という部分がしっかりしているからこそ、そう思えるのだろうと感じています。もし、対戦格闘ゲームを敬遠してしまっている方や、コマンドを覚えるのが面倒だと思っている方が居るのであれば、取り敢えず1回、この「ZERO3」をプレイしてみる事をお勧めします。 出来の良さを含め、何かを感じられるのではないかと思います。近くに切磋琢磨出来るライバルが居るなら、尚更です(笑)。
プレイ期間 2時間 総合評価(100点満点) 90点


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