◆今回のハルカ様◆

 ビーチパラソルの下にチェアーでお昼寝という、如何にも「夏!」という感じで寛ぐハルカ様。スパイク君の作った氷イチゴを食し、「美味しい!」というハルカ様はなかなかですね。その後、「お待たせぇ〜!」とウサギ柄の浮き輪を抱えて駆け寄ってくるハルカ様は、もっと良いです。「海に行く」ということで、はしゃぎ具合がとっても「普通の女の子」しています。
 スパイク君に事故とはいえ着替えを覗かれてしまい、「ぅぅ…きゃあぁぁぁぁぁっっっ」という時の表情も印象に残りました。その後に出て来る、スクール水着&お団子頭のハルカ様もインパクトがありましたね。
 夕暮れ。夕日を見ながらスパイク君に「ありがとう」と微笑むハルカ様は素敵でした。何気ない場面ではありましたが、今回一番印象深いものでした。
 
◆今回の堀江由衣さん◆

 今までの中で一番羽を伸ばしたなぁという回だった事も手伝ってか、ハルカの楽しそうな声が印象的でした。毎回感じるのですが、やっぱり何気ない台詞から気持ちが伝わる様な、そういった時の堀江由衣さんの演技が好きです。
 笑い声や悲鳴(笑)、その前後から自然に繋がる台詞は、ハルカの心情が手に取るように分かります。これは、堀江由衣さん自身がハルカに近い存在で居る証なのかなぁと思いますが、ちょっと誉め過ぎですかね(笑)。でも、特に文句無く、スッと心に入ってくるというのは簡単そうで難しいのだろうと思うだけに、毎回似た様な感想になっていても、つい言葉にしてしまいます。
 今回も一番気に入った台詞は「ありがとう」だったりします。
 
◆今回の見所、感想等◆

 見所と言ったら、アンジェラさんとトリガー君を除いたロボットさん達の水着姿でしょうか(笑)。勿論、ハルカ様も忘れてはなりません。髪型も泳ぐ為に変えてあるのは要チェックでしょうね。毎度の事「不慮の事故」とは言いつつも、ハルカ様の着替えを覗いてしまうスパイク君(笑)。ここも見所の1つでしょう。いつになくはしゃいでいるハルカ様も、今後は見られないと思うので良く観ておきましょう。
 このエピソードは、原作にちょぴっと出て来た部分を、もっと掘り下げて1本の話として独立させたものと言えるので、オリジナルと考えても良いですね。この流れからすると、大筋は変わらずとも、原作とは違った演出で先の展開がなされるのかな?という感じがしますね。
 他には、最後の方にいきなり挿入された感のある誰かからの通信を受信した部分は、原作ではしっかりと1本使ったエピソードがあるので、少々説明不足を感じました。まぁ、大筋では外しても大丈夫な部分ではありますから、後々どうなって行くのかを観て行こうと思います。
 後、全体的に、アニメ版のハルカ様の方が大人っぽい感じがするなぁと、この辺りから思う様になりました。台詞なども、原作の方がもっと子供っぽい(というか元気が良い)ですし。そういう部分を比較してみるのも面白いと思います。


●放映データ
話数 サブタイトル 「キャンプ」 放映日 1998.11.16
絵コンテ KIKU、
神原敏昭
演出 神原敏昭 作画監督 小林利充
原画 清水勝祐、沖田篤志、丸 加奈子、谷川政輝、八木元喜
動画 Lee Pro
ゲストキャラ


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