●正義の貴公子「イビル」 (CV:矢田耕司)

 自称、正義の貴公子。最初は「アクマ族の掟」に従う戦士であったが、ザビタンの心意気に惚れ、いとも簡単にアクマ族を裏切る。実際、討伐隊の指揮をしていたメザロードのやり方に問題があったからではないかとも考えられるが、その真偽は定かでは無い。
 自分の姿にコンプレックスを抱いている為、鏡や水面に映る自分の姿を見ると、何が起きていても全く動く事が出来なくなるという弱点を持つ。その為に、アクマ族との戦いの中で弱点を利用されて、ピンチに陥ることもしばしば。物語が進むに連れて、殆どこの弱点について触れられなくなったのは、マンネリ防止の為かもしれない(笑)。
 物語の中では、陥れられて裏切り者呼ばわりされたり、剣の師匠や恋人が共に敵として出てきたりとシリアスなエピソードもあったが、終盤に開拓された変身術により、そのイメージは脆くも崩れ去ってしまった不運(?)なキャラクターである。変身時の掛け声は「魔法力、変わるんだら〜イビルッチョ!」。変身内容は御覧の通りである(爆笑)。
 イビルのジャンケルは「イラード」。空中で体にひねりを加え、着地と同時に突撃隊員を串刺しにする必殺技「イビルフィニッシュ」は格好良い。射撃能力に長けるイビルの特殊武器は「ジョーガン」。狙いは外した事が無いという実力の持ち主でもある。何故か自分の事を「拙者」と言う。口癖は「どんなもんじゃいっ!!」で、鼻の下を左手の親指でピッと擦るのがポイントである。初期の頃は何かを決めた時に言っていたのが、後に登場しただけで言う様になる(笑)。 尚、首の赤いマフラーは、第5話から着用する様になった。この方が格好良いのは誰もが感じるところであろう。

子連れイビル どんなもんじゃいっ!

●古風なその姿は心を洗う「イビルッチョ」 〜Collection〜

 ここに載っている8つが全話で登場したイビルッチョの全てである。その勇姿をとくと御覧あれ(笑)。きっと、御覧になった方の中には、自分の持ち物をイビルッチョ化する人も出て来るに違いない(爆)。尚、イビル自ら「すまん!拙者は古風に出来とるらしい」と言う通り、その変身した姿は見る者の心を洗う(笑)。

コップ バケツ 提灯 巨大扇風機1
シーソー 巨大扇風機2 消火器


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