ジャケット 対応機種 プレイステーション
タイトル センチメンタルジャーニー
メーカー バンプレスト
価格 \6,800
発売日 1998年09月23日
購入動機
 どうしようか悩んだのですが、結局「センチ」であるということと、「多人数でも遊べるボードゲームである」ということより、強引に納得させて購入することにしてしまいました(苦笑)。
プレイ所感
 発売日に購入したものの、1人でプレイしてみるつもりは更々無かったので、やる機会も無いままずるずる日にちが過ぎました。で、たまたま時間があった時に、2人とはいえ、「センチ」を知っている友人と「多人数プレイ」の機会が出来たので、早速プレイしてみることにしました。

 以前他の友人より「結構面白い」という様な話を聞いた事もあり、「腐っても多人数で遊べる双六ゲームだから、それなりには楽しめるだろう」と思ったのは大きな間違いで、プレイした結果は、まるっきり人を馬鹿にしている、私から見れば完全なる「ク○ゲー」でありました(苦笑)。もう何が悪いかって、声優さんの演技以外は全部駄目じゃないかと思えるくらいです(笑)。

 先ず、操作感覚。デフォルトが「いいえ」に当たっているので、音声を飛ばしたい時等にボタンを押していると「いいえ」を選んでしまい、また同じ事の繰り返しになってしまう点。これは大きくプレイアビリティを疎外するものでした。
 次に、進行方向の決定方法。歩き終わった後に、「これで良いですか?」と聞かれるのは良いとして、「いいえ」を選ぶと1歩しか戻れない上に、結局移動歩数を余らせて終われない為に、全くやり直せないとなると、この確認は無意味だと思います。
 次はお邪魔キャラである「花子さん」の存在。追い掛けて来るのは良いとして、捕まった時に飛ばされる「花子島」からの脱出は、サイコロの目に左右されるのは目を瞑るとしても、下手をするとずっと付き纏われっぱなしになることがあり、最初から何も出来ずにゲーム終了までハマる可能性があるのは滅茶苦茶です。はっきり言って、発狂すること請け合いです。
 そしてイベントマスの内容。折角、苦労に苦労を重ねてお目当ての娘のところまで辿り着き、一緒に旅をすることになってウキウキした気分をぶち壊す様な「娘っ子のシャッフル」。これはあんまりですね。連れ出すまでに30ターン以上を要してようやく叶った旅も、始まって1ターンでシャッフルされ、しかも再度連れに行くには遠すぎたりすれば、誰もがクソ面白くないに決まっています。
 これらを考えると、ゲームのアイディアは悪くなくとも、バランス取りがなっていない為に、まるっきり面白くない状況を生んでしまっていると言えますね。全部が人間がコントロールすれば多少は違うのかもしれませんが、CPUに足りない人間分をプレイさせると、その怒りは頂点を極めること必至です(苦笑)。私は、自分がブチンする前に電源をブチンしちゃいました(笑)。

 ということで、このソフトは私からは「買わない方が良いですよ」と言わざるを得ませんね。まぁ、付属のおまけCDの為であるならば止めはしませんが(笑)。ちなみに私は、このおまけCD以外は、CDトレイに乗ることは絶対にないと思います(爆)。
プレイ期間 2時間 総合評価(100点満点) 10点


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