ジャケット 対応機種 ドリームキャスト
タイトル ソニックアドベンチャー
メーカー セガ
価格 \5,800
発売日 1998年12月23日
購入動機
 「ドリームキャスト」専用に開発された、セガが誇るCS開発精鋭部隊「ソニックチーム」の最新作であるということと、1998年08月に見に行った同ソフトの制作発表会での感触が良かったので。
プレイ所感
 最初にプレイを始めたのは、飲んで帰宅したその日なのですが、画面を見ていると気持ち悪くなりました(爆)。それが、このソフトをプレイした最初の感想です。ですが、本当にこんな映像のソフトが家で遊べる様になってしまったんだなぁと感じたのは間違いありません。それほどまでに、「ソニックアドベンチャー」の画面は綺麗で良く動くものでした。

 3Dタイプのアクションゲームは自由に動ける分、何処に行けば良いのか、何をすれば良いのかを見失いがちなのですが、この「ソニックアドベンチャー」は、その心配はあまりありません。というのも、アクションステージは自動的に視点が進むべき方向に向く為に、常に前が分かる様になっているからです。でも、アドベンチャーステージだと、本当に自由なので、ある程度細かい部分にも目をやらないと、分からない場合がちょぴっとですがあります。まぁ、この辺りは慣れるしかありませんね(笑)。

 さて、ゲームの方は、序盤は比較的簡単です。適当にやっていてもクリア出来るでしょう。しかし、後半に入ってから、随分と難しく感じる様になります。根気良く続けられない人は、挫折してしまうくらいの難度だと思います。これは「ソニック」を使用した場合(序盤はソニックしかプレイ出来ません)なので、一概には言えませんが、全キャラでのクリアを目指すとなると大変かもしれませんね。でも、超難度というわけではありませんので、練習を重ねればクリアが出来ると思いますし、長く遊べるソフトだと思います。

 本編から少し外れた部分の遊びとして、人工生命体(A-LIFE)である「チャオ」を育てるというのがあるのですが、これは息抜きとして十分過ぎるほどの役割を果たしています。とっても可愛らしいので、ついつい頬を緩めてしまうことも(笑)。ビジュアルメモリに移して、外に連れ出すのも良いと思います。ここでは、チャオとのコミュニケーション(会話)を楽しめますし、名前も付けられます。ミニゲームの延長として考えれば、チャオと一緒に散歩する「おさんぽアドベンチャー」は良く出来ていると思います。ゴールも5つありますし(笑)。

 ゲームとして好き好きはあると思いますが、この「ソニックアドベンチャー」は、ドリームキャストというハードウェアを理解する「基準」と言うことでも必携と言えるかなぁと思います。

 個人的には、カジノエリアでの「NiGHTS」のピンボールの演出だけでも泣けるので、「NiGHTS」が好きであれば、もう無条件でお勧めしちゃいます(爆)。これを体験したら、絶対ドリームキャスト版の「NiGHTS」が欲しくなりますって、本当に。
プレイ期間 30時間(継続中) 総合評価(100点満点) 95点


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