ジャケット 対応機種 ドリームキャスト
タイトル セガラリー2
メーカー セガ
価格 \5,800
発売日 1999年01月28日
購入動機
 当初、ドリームキャスト本体と同時発売予定であったこのソフト。実に2ヶ月遅れましたが、その分出来は良くなっているであろうということと、何より前作「セガラリー・チャンピオンシップ」も燃えてプレイしていた自分にとって、購入動機も何も無いでしょう(笑)。
プレイ所感
 雑誌等の評価で「処理落ちが〜」という様な事が書かれていたのが気にはなりましたが、実際にプレイをしてみて、確かに「処理落ち」を感じる事はありますが、それはゲームに何ら支障を来す様なもので無いと感じ、安心しました。それよりも、「綺麗なのが当たり前」とは思っていても、実際に動いている映像を目の当たりにして、「こんなソフト、家で遊べちゃ駄目だよぉ」と感じた事の方が、気持ちとしては大きかったです。

 プレイ感覚は前作「セガラリー・チャンピオンシップ」と近いですが、車種によって操作感覚がハッキリ分かるくらいの特性が付けられているので、コース毎、車種毎に色々遊べるのはとても良い感じです。パッドでの操作も良好で、今回新たに設けられた「サイドブレーキ」の存在により、コーナーへの攻め方に幅が出たのも大きいですね。

 家庭用として用意された「10Year」のモードは、難易度としても絶妙で長く遊ばせてくれます。クリアすれば翌年へ進めるのですが、クリア時に1位でゴールすれば新たなマシンをGET出来、それがまたWRC好きであれば、「おおっ」と思う歴代の名車ばかりというのも嬉しい限りです。同一コースであっても天候や時間によって走行感覚は大きく違うので、映像的な違いを楽しめる以上にレースを楽しむ事が出来るのも、長く遊べる理由の1つですね。

 過去に色々なレースゲームが出ていますが、この「セガラリー2」は、「ドリームキャストだから出来て当たり前」という以上の出来であると感じます。家庭用としてここまで沢山の要素を加えながらも、ハード立ち上げの初期段階で投入されたということは凄い事だと思います。それと、「セガラリー2」は「走る楽しさ」を伝える「ゲーム」であるということを付け加えておきます。決して、リアルさを追求した「シミュレータ」ではないので、初心者の方でも存分に楽しめると思いますよ。
プレイ期間 30時間(継続中) 総合評価(100点満点) 90点


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