◆今回の見所、感想等◆ | ||||||||||||||||||||||||
前回とは打って変わり、物凄く重たい回です。急な展開に戸惑う方もいらっしゃると思いますが、前回までの積み重ねと、本編中の回想による補足により、何も問題なく観られてしまうでしょう。これは計算された作りであることを感じられるのではないでしょうか。前回の「温泉」あっての回とも言えるでしょう。 見所は徹底的に「決死の覚悟の上、戦っている」という気持ちを怖いくらいに押し出した刺客3人に尽きるでしょう。そして、自分の意志でパタPiを変身(=ディーヴァ降臨)出来ない、かもめを除く電脳組の3人の気持ちの動きは見所です。ただ怖がったりするだけのひばり達が、自分の中に「何か」を感じるまでの流れを上手く描けていると思います。 攻略ポイントは、「ポーンにはポーンに相応しい能力と役割がある。時を見きり、場を選び、駒を進めてこそ完璧なるチェックメイトを手中に出来る」、「アニマ・ムンディの覚醒と開放。12の星座は巡り、混沌の時は去る。そして、新しい世界の幕が上がる。」「新生薔薇十字団(ローゼンクロイツ)の幕開け、是非とも、この私の手で。」です。 |
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◆今回のすずめ語録◆ | ||||||||||||||||||||||||
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シリアスな回だった為に、”すずめ流”の登場はありませんでした。また復習の時間が増えて良かったですね(笑)。 |
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◆デスクロウの文学的表現◆ | ||||||||||||||||||||||||
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台詞の内容を見れば分かりますが、決死の覚悟で臨んでいるのが分かりますよね。今までのちゃらけたものは一切無く、その表現の中にも重たいものを感じることが出来ると思います。それでも表現として、デスクロウ(=祖師谷みやま)らしさを感じられますよね。 |
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◆オンエア vs. リテイク 〜 勝手に選んだ5つの場面◆ | ||||||||||||||||||||||||
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作画的に「う〜ん」と思うカットも無くはなかったのですが、動きが速かったりカメラが遠かったりしていて、気になるものでもないので問題無いと言えるでしょう。リテイク率は低めですが、まぁ全体的に及第点なので良いと思います。 この回はメカニック(?)が多く出て来ることもあって、通常の作画監督以外にも「メカニック作画監督」が置かれているのがポイントでしょうか。 今回のリテイクポイントとして挙げた3場面目は、「う〜ん」と思う変更だったのもポイントと言える様な気がします(笑)。 |
●放映データ | |||||||
話数 | 10 | サブタイトル | 「決戦アキハバラ」 | 放映日 | 1998.06.06 | ||
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脚本 | 植竹須美男 | 絵コンテ | 信天翁・経堂 | 演出 | 畠山茂樹 | 作画監督 |
八 巻 阿部宗孝(メカ) |
ゲストキャラ | マネージャー:鈴木琢磨 | ||||||
アニメーション協力 | 特に無し |