◆今回の見所、感想等◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電脳組4人の生い立ちから現在までを掘り下げる回なのですが、限られた時間の中で、非常に上手く描写されていると思います。「アニマ・ムンディ」というのがどんな娘達のことを言うのか、何故この4人が選ばれたのかが感じられるのではないでしょうか。 見所は全部でしょう。それぞれの4人の現在は、昔になにがあったのかを見ると全て納得出来るものがありますし、それによって深みが増す分、それぞれのキャラクターへの愛着も湧いてきます。ひばり、すずめ、つぐみ、かもめ。私は、皆とても素直で純粋なキャラであると感じられます。私がこの作品を気に入った理由は、この回があったからこそと言っても過言ではありません。偶然にも初めてオンエアを見たのがこの回で、本当に良かったと今では思っています。 個人的にこの回は何度見ても気持ちが優しく温かくなります。全エピソードの中で最も好きな回です。誰にも偏らずに、全員にスポットが当たったからだと思っています。楽曲の使い方の上手さ、挿入歌「BABY MAYBE LOVE」の使い方、エンディングへの入り方は非常に気に入っています。 攻略ポイントは、「あの人はもう、俺だけを見ているのではない…。この俺を通して、遥か遠くを見詰めている…」、「僕の…、アニマ・ムンディ…」、「やはり同じだ…。天賦の才、お前の中に流れる血…。」です。 その他、この回は制服が夏用の袖なしになっているところや、授業参観用に座席位置が変更になっている(この時は、つばめの前にひばりが居る上、窓際ではない)のもポイントでしょうか。 |
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◆今回のすずめ語録◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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久し振りのすずめ流ですが、ご期待に添って大量放出です(笑)。その量だけでなく、新たな用法や新種、難度もかなり高くなり、ここまでしっかりと復習を重ねていても難しく感じることでしょう。でも、ここがものに出来れば、この後はこれが基本となるので頑張りましょう。頭で理解しようとせず、心で理解するのが上達への近道と言えますね(笑)。 |
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◆オンエア vs. リテイク 〜 勝手に選んだ5つの場面◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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上にある通り、この回の作画は完璧と言えます。リテイクはされているものの、些細な修正なので気が付きにくいところでもありますし、問題無しといったところでしょう。 気が付かれた方も多いと思いますが、今までの「完璧」といえる回である4話、8話と続き、この回の作画監督は川嶋恵子氏が務めています。そして、絵コンテの担当も桜井弘明氏なので、この辺りが出来の良さを左右しているのかなぁと思います。オンエア時、毎回このクオリティが保たれていたのであればなぁと思わずにはいられませんね。 それと、今回、つぐみの過去の回想のところに出てきたアベックの会話が、オンエア版の方が長いというのも面白い変更点です。「どこにあったの、そんなでかラジカセ?」から始まるのはどちらも同じなのですが、「だっさーい」で終わるリテイク版に対し、オンエア版はその後に「…そぉ?」「うん」という会話があります。リテイクする理由が見つからないので、もしかしたら変更したのではなく、入れ忘れたのかもしれませんね(笑)。 |
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◆おまけ 〜この場面って…?〜◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆おまけ2 〜これぞ爆裂演出!(笑)〜◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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●放映データ | |||||||
話数 | 16 | サブタイトル | 「アニマ・ムンディ」 | 放映日 | 1998.07.18 | ||
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脚本 | 山口 宏 | 絵コンテ | 桜井弘明 | 演出 | 高橋 亨 | 作画監督 | 川嶋恵子 |
ゲストキャラ | 特に無し | ||||||
アニメーション協力 | J.C.STAFF |