◆今回の見所、感想等◆ | ||||||||||||||||||||||||
心を開き、花小金井家の一員として生活を始めたつばめと、最近すれ違い気味であるすずめ、つぐみ、かもめの3人を、ひばりを中心に描く今回。それぞれのキャラクターの気持ちが丁寧に描かれている回だと感じます。 見所は、つばめの霊機融合、エリヌースが本当の女神として降臨し、5人揃った「アキハバラ電脳組」ですね。その他では、5人の心が重なり合うまでの描写ですね。特にその演出方法の中で、すずめ、つぐみ、かもめの3人を徹底的に悪い(怖い)人として描いているところは凄いです。 でも、これがあったからこそ、その後で結局みんな泣いてしまうところが生きて来ると感じます。ここはとっても印象深いシーンになったと思います。 ひばりの涙を見たつばめが、「人の為」に力を欲するまでの流れと、霊機融合の時にかかる挿入歌「朱 -AKA-」の効果は、最高の盛り上がりを演出してくれていると思いますが如何なものでしょうか。 攻略ポイントは、「ついに、ついに5人のアニマ・ムンディの心が重なる時が来た。彼が、彼が帰って来る! 私のメタトロンが!」、「回り出した歯車が止まることは無い。そして、我々はあの日に、帰るのだ!」です。 最後に、衛星軌道に出現したお城から発せられた光に引き込まれてしまったアテナ、ヘスティア、アンフィトルテの3体のディーヴァ。これから何が起きようとしているのか、さぁ、いよいよ物語は終局へ! |
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◆今回のすずめ語録◆ | ||||||||||||||||||||||||
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久し振りのすずめ流は、置いていかれる人が出ない様に考慮したのか、その難度は低めで数も少ないです。まぁ、数が少ないのは、物語としてシリアス度が満点だからなのですが(笑)。実際この回は、すずめ流を楽しむ回では無いので(笑)、これで良いと言えましょう。「すずめ流」はこの先、終局へ向けてどうなるのでしょうか? |
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◆オンエア vs. リテイク 〜 勝手に選んだ5つの場面◆ | ||||||||||||||||||||||||
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今回は「酷い」というものは殆どありませんでしたが、癖の強いカットは結構ありました。その殆どがつばめに関係するものなのですが、リテイク版ではその殆どが差し替えてあります。もしかしたら、オンエア版の方がオリジナルキャラクターデザインに近いと言えるかもしれませんが、リテイク版の方が平均している上、しっかり描かれていると感じます。 ディーヴァ降臨や霊機融合の様な使い回せる場面や、動きの少ない場面で上手く演出している為か、問題のあるところは少ないですね。リテイクはつばめのカットにほぼ集約されるので、割合は少な目です。そのつばめのカットも「酷い」というものではないので「良」でしょう。 |
●放映データ | |||||||
話数 | 21 | サブタイトル | 「召還」 | 放映日 | 1998.08.22 | ||
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脚本 | 植竹須美男 | 絵コンテ | 青木哲郎 | 演出 | 畠山茂樹 | 作画監督 |
高瀬 言 阿部宗孝(メカ) |
ゲストキャラ | 特に無し | ||||||
アニメーション協力 | J・C・F |