◆今回の見所、感想等◆ | ||||||||||||||||||||||||||||
「ここにはとても大切なものがあるから…」。自分の気持ちに嘘を付かず、真っ直ぐな心で得た答え。それを守る為に、ひばりとつばめは霊機融合を始めます。その霊機融合シーンのバックに流れる「太陽の花」がオープニングとなる今回、全てが終結する最終回のタイトルは「Birth」です。そう、オープニングテーマと同じですね。それが、どんな意味を持つのかは最後まで観て下さい。 見所は「全部」以外に考えられません。クレインの思い描いて来た結果と異なるものになりはしても、そのクレインの想いとひばりをはじめとする電脳組の想いがぶつかるところは、その経緯の全てを知っているだけに印象深いものがあります。ひばりの精神的成長は目覚しいものがありますが、優しく純粋な点は物語の初めから変わること無く貫かれていと感じられることでしょう。 全話の中で一番音楽的効果が高いと思われる今回。最後に流れるエピローグバージョンの「Birth」以外にも、それぞれの場面を演出するBGMは特筆ものです。基本となるテーマがあり、1つの曲で様々なバリエーションを作る方式は”当たり前”とも言えるものではありますが、そこを大切に丁寧に仕上げてある「アキハバラ電脳組」の音楽性の高さを認識出来る回だと思います。 攻略ポイントは、”全て”です。無駄な部分は1つもありません。26話という、決して短くない物語の1つの結末を見届けて下さい。尚、ラストに出てきた竜我崎鷹士(=シューティングスター)とそのアニマ・ムンディには、敢えて触れないでおきます(笑)。 |
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◆今回のすずめ語録◆ | ||||||||||||||||||||||||||||
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特筆すべきすずめ流の登場はありませんでした。最終回だからこそ両極端であろうことは予想出来ましたが、全く無いのは少々残念です。しかし、26話まで積み重ねて来た”すずめ流”愛好者の皆さんは、これまでの全てを自分なりに消化して、是非是非ものにして行って欲しいと思います。後により凄いすずめ流に出会える日が…(笑)。 |
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◆オンエア vs. リテイク 〜 勝手に選んだ |
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最終回を飾るに相応しいクオリティで仕上がっていたオンエア版に、言う事はありません。リテイクも些細な部分でしか入っておらず、作画レベルの高さは全26話の中で5本指に入ります(最高ではない(笑))。 今回作画監督として後藤圭二氏の名前が出ていますが、場面によってその色が出ているところがありますね(笑)。個人的には、川嶋恵子氏の作画が一番好みだったりしますが。それはともかく、最終回のクオリティがこれで本当に良かったです。そうでなければ、折角の良い話が台無しになってしまうでしょうから。良かったです、本当に…。 それと、細かいチェックになってしまいますが、リテイク版で直されるべき所が直っていないポイントがありました。最後のスタッフロールのバックにある回想映像の中で、一場面はリテイク対象になったものなのですが、リテイクされるべき映像がオンエア版のままだったというものです。さぁ、どの場面だかお気付きですか?(笑) |
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●放映データ | |||||||
話数 | 26 | サブタイトル | 「Birth」 | 放映日 | 1998.09.26 | ||
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脚本 | 長谷川勝己 | 絵コンテ | ふじもとよしたか | 演出 |
畠山茂樹 藤本義孝 |
作画監督 |
後藤圭二 門之園恵美 |
ゲストキャラ |
師団長:緒方賢一、女の子A:堀江由衣、女の子B:くまいもとこ、 女の子C:水田わさび、女の子D:かかずゆみ |
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アニメーション協力 | 特に無し |